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「2024年個展-深く息をするように-」終了

今までの制作では、イメージする画面に近づけるために絵の具を何度もキャンバスにぶちまけ、画面がどんどん厚くなっていくことが多かったです。アクリルは層が厚くなるとビニールっぽくなって、表面がふさがれ息苦しい感がぬぐえませんでした。絵の具の重ねが雑だったと思います。

今回はなるべく絵の具を慎重に薄く載せ、画面内の風通しを良くし、軽快感を出したいと1枚毎に正対しました。

 

今回個展にお越しいただいた方々、大変有難うございました。色がカラフルになりお花畑のようにふわふわした感じ、だとか力が抜けて軽さが出た、など感想を頂きました。

また1歩先に進めたかと思います。より軽快な、より豊かな白い画面を目指して、次の展開へ進めていきたいと思ってます。

次の個展は来年11月。個展開催のスパンを短くしてみます。